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 【構造やチョークとの違い】ティクラーとは? 

ティクラーってなに?
ティクラーの構造やチョークとの違いなど

 ■ ティクラーについて
イラストのティクラー
ティクラーの意味は
 ティクラーとは、ガソリンエンジンのキャブレターに付属する装置ですが、構造はどうなっているのでしょうか?

 また、ティクラーと構造が似ているチョークの違いを知らない方も多いのではないでしょうか?

 そこで今回は、ティクラーの構造やチョークとの違いなどについてまとめてみました。
 ■ ティクラーとは?
手で持っているティクラー
ティクラーの構造
 ティクラーとは、ガソリンエンジンのキャブレターに付属する装置で、エンジン始動時に混合気の空熱比を一時的に濃くし、冷間時の始動を容易にします。

  • キャブレターに付属する装置
  • 冷間始動を容易にする装置

 また、ティクラーの構造としては、キャブレターにあるフロートバルブを開き、フロートチャンバーからベンチュリ内に燃料を溢れさせて混合気を濃くします。

  • プートバルブを開く
  • 混合気を濃くする

 さらに、ティクラーはキャブレターに備え付けられた操作スイッチを押すことで作動します。

 また、ティクラーは操作スイッチを押している間は燃料が溢れ続けるため、混合気が濃くなりすぎて逆に始動が困難になる場合があります。

 このため、操作上の慣れが必要であることから、現在では、操作が容易なチョークが普及しています。
 ■ チョークとは?
単体のチョーク
チョークの構造
 では、ティクラ-と構造が似ているチョークとは、どのようなものなのでしょうか?

 このチョークは、ガソリンエンジンなどを燃焼させるため、混合気の空燃比を一時的に多くするように調節する装置で、冷間始動を容易にします。

  • 混合気の空熱比を一時的に多くする
  • 冷間始動を容易にする装置

 また、チョークの構造としては、取り付けられているレバーを引いてキャブレターが吸入する空気量を絞って少なくし、一度に多くの燃料を供給して混合気を濃くする仕組みを持っています。

  • 空気量を少なくさせる
  • 混合気を濃くする

 さらに、エンジンの始動後、レバーを約半分程度戻し、エンジンの回転数が安定する状態まで待ちます。

 その後、回転数が安定したらレバーを元の位置に戻すことで、車両の走行が行えます。

 ここまではチョークについて説明してきましたが、次の項目ではティクラーとチョークの違いについて触れていきます。
 ■ ティクラーとチョークの違いは?
手で持っているキャブレター
違いは混合比の変え方
 さて、ティクラーとチョークの違いは、何が挙げられるでしょうか?

 この違いは、キャブレターが関係していて、燃料や空気量を送り込む方法が異なります。

  • 燃料や空気量を送り込む方法

 キャブレターとは、燃料と空気を混合する装置となり、ティクラーやチョークに付属されています。

 このため、ティクラーはキャブレターに燃料を送り込むことで混合気を濃くします。

 一方、チョークはキャブレターに送り込む空気量を減らして、一度に多くの燃料を供給して混合気を濃くします。

  • ティクラーはキャブレターに燃料を送り込む
  • チョークはキャブレターに送り込む空気量を減らす

 また、別の違いとしては、使用されている年代に違いがあります。

 これは、ティクラーが使用されていた年代は、1970年代前半までとなっていて、現在はほとんど使用されていません。

 また、チョークは現在でも使用されていて、一般的な方式となっています。

  • ティクラーは1970年代前半まで使用
  • チョークは現在でも使用

 上記の構造やチョークとの違いについて覚えておけば、ティクラーについて詳しくなれるのではないでしょうか?
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