【AT・MT】駐車時の正しいギアの位置やパーキングブレーキの必要性
2015/01/28 Wed. 09:24
駐車する時、ギアやサイドブレーキはどうしてる?
駐車するときの方法は免許を習得する際に自動車教習所で教わっているはずですが、実際は間違った方法で駐車しているドライバーが多いようです。
ちゃんと駐車できていないと、事故に繋がる可能性もありますので、正しい方法で駐車する必要があります。
そこで今回は、そんな間違った駐車をしないためにも、駐車時の正しいギアの位置やサイドブレーキの必要性についてまとめてみました。
オートマ車の場合、駐車する時のために「P(パーキングレンジ)」というものがあります。
もちろん、このPレンジはトランスミッション内の歯車を固定させるので、Pレンジだけに入れるだけという人も結構多いようです。
しかし、この歯車を固定させるというのは単に爪状の形をした棒が引っかかるだけになります。
つまり、強い力がかかると、爪が折れたり、外れたりする可能性があるということですね。
そのため、もし駐車しているところに車が衝突してきたとしたら、この爪は確実に折れてしまいます。
この爪が折れてしまったら、固定力がなくなり、車を止める力もゼロになってしまうので、車を押せば自由に動くような状態になります。
一方、パーキングブレーキは、それほど大きな力で車を固定しているわけではありませんが、たとえブレーキが滑り、車が少し動いてしまったとしても、摩擦力は発揮し続けるので、ブレーキを引きずった状態が続き、固定力がゼロになることはありません。
つまり、オートマ車を駐車する際は、教習所で教えている通り、両方をかけるというのが正しく、安全になります。
マニュアル車の場合、オートマ車とは違い、駐車する時のためのPレンジが存在しません。
そのため、多くの人が「N(ニュートラル)」の状態(ギアが入っていない状態)でパーキングブレーキをかけ駐車しています。
しかし、このパーキングブレーキだけの駐車だと、ブレーキが滑り車が動いてしまう可能性があります。
それを防ぐためにも正しい方法で駐車する必要があります。
正しい駐車の際の措置は教習所でも教わっているとおもいますが、忘れてしまっている場合がほとんどなので、おさらいしておきましょう。
つまり、マニュアル車を駐車する際は、パーキングブレーキをかけ、Rもしくはローレンジに入れるというのが正しく、安全になります。
自動車学校で教わったとはいえ、何年、何十年と経つにつれて基本的な事を忘れてしまってたという人も結構いたのではないでしょうか?
その他、駐車に関する記事は…
●【駐車は前向き?】駐車場での運転マナー
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-421.html
●駐車場で事故を起こした際の対処方法
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-389.html
AT車・MT車の駐車する時の注意事項まとめ
■ 駐車する際の注意点は?

車の駐車方法
自動車を駐車する際、シフトレンジはどこに入れ、サイドブレーキはどうしているでしょうか?駐車するときの方法は免許を習得する際に自動車教習所で教わっているはずですが、実際は間違った方法で駐車しているドライバーが多いようです。
ちゃんと駐車できていないと、事故に繋がる可能性もありますので、正しい方法で駐車する必要があります。
そこで今回は、そんな間違った駐車をしないためにも、駐車時の正しいギアの位置やサイドブレーキの必要性についてまとめてみました。
■ 【AT車】駐車時のギアとサイドブレーキ

AT車の駐車する時の方法
さて、まずはオートマチックトランスミッション車の場合。オートマ車の場合、駐車する時のために「P(パーキングレンジ)」というものがあります。
もちろん、このPレンジはトランスミッション内の歯車を固定させるので、Pレンジだけに入れるだけという人も結構多いようです。
しかし、この歯車を固定させるというのは単に爪状の形をした棒が引っかかるだけになります。
つまり、強い力がかかると、爪が折れたり、外れたりする可能性があるということですね。
そのため、もし駐車しているところに車が衝突してきたとしたら、この爪は確実に折れてしまいます。
この爪が折れてしまったら、固定力がなくなり、車を止める力もゼロになってしまうので、車を押せば自由に動くような状態になります。
一方、パーキングブレーキは、それほど大きな力で車を固定しているわけではありませんが、たとえブレーキが滑り、車が少し動いてしまったとしても、摩擦力は発揮し続けるので、ブレーキを引きずった状態が続き、固定力がゼロになることはありません。
つまり、オートマ車を駐車する際は、教習所で教えている通り、両方をかけるというのが正しく、安全になります。
■ 【MT車】駐車時のギアとサイドブレーキ

MT車の駐車する時の方法
さて、次はマニュアルトランスミッション車の場合。マニュアル車の場合、オートマ車とは違い、駐車する時のためのPレンジが存在しません。
そのため、多くの人が「N(ニュートラル)」の状態(ギアが入っていない状態)でパーキングブレーキをかけ駐車しています。
しかし、このパーキングブレーキだけの駐車だと、ブレーキが滑り車が動いてしまう可能性があります。
それを防ぐためにも正しい方法で駐車する必要があります。
正しい駐車の際の措置は教習所でも教わっているとおもいますが、忘れてしまっている場合がほとんどなので、おさらいしておきましょう。
1. サイドブレーキを引く
2. エンジンを切る
3. ギアをRに入れる(平坦な道・下り坂の場合)
※上り坂の場合は、ローギアに入れる
2. エンジンを切る
3. ギアをRに入れる(平坦な道・下り坂の場合)
※上り坂の場合は、ローギアに入れる
つまり、マニュアル車を駐車する際は、パーキングブレーキをかけ、Rもしくはローレンジに入れるというのが正しく、安全になります。
■ まとめ

自動車教習所で習ったこと
いかがだったでしょうか?自動車学校で教わったとはいえ、何年、何十年と経つにつれて基本的な事を忘れてしまってたという人も結構いたのではないでしょうか?
その他、駐車に関する記事は…
●【駐車は前向き?】駐車場での運転マナー
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-421.html
●駐車場で事故を起こした際の対処方法
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-389.html
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