玉突き事故の過失割合ってどんな感じなの?
2014/12/05 Fri. 09:23
玉突き事故で真ん中に挟まれた場合の責任は?
玉突き事故とは、3台以上の車が引き起こす多重追突事故のことです。
間に挟まれる車は後ろからぶつかられた衝撃で、前方の車にぶつかってしまったりしますが、この場合の過失割合はどのようになるのでしょうか?
そこで今回は、玉突き事故の過失割合についてまとめてみました。
●ケース1
この場合、3台目の車が全過失となり、1台目の車と2台目の車に対して賠償金を支払わなければなりません。
●ケース2
この場合、2台目の車が1台目の車の修理、3台目の車が2台目の車の後方部分を修理負担することになります。
2台目の車の前方部分は、2台目の車の自己負担になります。
これが、4台以上の台数になっても、どの車が何処までの原因を作っているかで、過失割合が決定します。
走行中に前の車が突然急ブレーキをかけたことによって、後続車が追突するというものです。
通常、追突事故が起きた時は、前方の車が追突を引き起こすような運転をしていなければ、追突した車に100%の過失責任があります。
しかし、前方の車が適切な運転をしていなかったことが証明された場合(急ブレーキなど)には、前方の車にも過失が生じます。
過失割合認定基準によれば、この場合の過失割合は、前方の車が30%、後方の車が70%の過失割合になります。
後方の車からすると、急ブレーキを踏んだ前方の車が悪いと言いたい所ですが、充分な車間距離を保っていれば追突を避けることが出来た可能性があります。
そのため、たとえ前方の車が急ブレーキを踏んだとしても、後方の車にも過失があると判断されます。
※急ブレーキの必要性などによって、過失割合は変わってきます。
玉突き事故の場合、この過失割合に関するトラブルが多いようです。
過失割合や賠償額を決定する際は、事故状況に関する情報が重要な判断材料となります。
そのため、普段から現場の状況や双方の停車位置・スピードなどの記録を心がけ、目撃者がいた場合は連絡先を交換するのがよいでしょう。
また、最近普及してきているドライブレコーダーを取り付けるというのもよいでしょう。
●【メリット・デメリット】ドライブレコーダーの必要性とは?
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-450.html
もちろん、修理費用などで保険を適用した場合は、その後の保険料にも影響してきますので、事故の大きさや修理度合いによって保険を使用するかどうか判断するのがよいでしょう。
玉突き事故の過失割合・慰謝料・罰金・罰則まとめ
■ 玉突き事故の責任は誰に?

玉突き事故とは?
行楽シーズンなどになるとニュースでちらほら目にする「玉突き事故」。玉突き事故とは、3台以上の車が引き起こす多重追突事故のことです。
間に挟まれる車は後ろからぶつかられた衝撃で、前方の車にぶつかってしまったりしますが、この場合の過失割合はどのようになるのでしょうか?
そこで今回は、玉突き事故の過失割合についてまとめてみました。
■ 玉突き事故の過失割合

過失割合
では、さっそく2つのケースから過失割合について見て行きましょう。●ケース1
1. 1台目の車がブレーキ
2. 2台目の車もブレーキ
3. 3台目の車が2台目の車に追突
4. 2台目の車が1台目の車に追突
2. 2台目の車もブレーキ
3. 3台目の車が2台目の車に追突
4. 2台目の車が1台目の車に追突
この場合、3台目の車が全過失となり、1台目の車と2台目の車に対して賠償金を支払わなければなりません。
●ケース2
1. 1台目の車がブレーキ
2. 2台目の車が1台目の車に追突
3. 3台目の車が2台目の車に追突
2. 2台目の車が1台目の車に追突
3. 3台目の車が2台目の車に追突
この場合、2台目の車が1台目の車の修理、3台目の車が2台目の車の後方部分を修理負担することになります。
2台目の車の前方部分は、2台目の車の自己負担になります。
これが、4台以上の台数になっても、どの車が何処までの原因を作っているかで、過失割合が決定します。
■ 先頭の車の急ブレーキが原因の場合

後続車が悪いの?
さて、上記の説明では玉突き事故は安全な速度と車間距離を保っていない後続車に責任があるというような表現ですが、前方車にも過失が生じる可能性があります。走行中に前の車が突然急ブレーキをかけたことによって、後続車が追突するというものです。
通常、追突事故が起きた時は、前方の車が追突を引き起こすような運転をしていなければ、追突した車に100%の過失責任があります。
しかし、前方の車が適切な運転をしていなかったことが証明された場合(急ブレーキなど)には、前方の車にも過失が生じます。
過失割合認定基準によれば、この場合の過失割合は、前方の車が30%、後方の車が70%の過失割合になります。
後方の車からすると、急ブレーキを踏んだ前方の車が悪いと言いたい所ですが、充分な車間距離を保っていれば追突を避けることが出来た可能性があります。
そのため、たとえ前方の車が急ブレーキを踏んだとしても、後方の車にも過失があると判断されます。
※急ブレーキの必要性などによって、過失割合は変わってきます。
■ まとめ

保険料に影響は?
いかがだったでしょうか?玉突き事故の場合、この過失割合に関するトラブルが多いようです。
過失割合や賠償額を決定する際は、事故状況に関する情報が重要な判断材料となります。
そのため、普段から現場の状況や双方の停車位置・スピードなどの記録を心がけ、目撃者がいた場合は連絡先を交換するのがよいでしょう。
また、最近普及してきているドライブレコーダーを取り付けるというのもよいでしょう。
●【メリット・デメリット】ドライブレコーダーの必要性とは?
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-450.html
もちろん、修理費用などで保険を適用した場合は、その後の保険料にも影響してきますので、事故の大きさや修理度合いによって保険を使用するかどうか判断するのがよいでしょう。
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