【必要なの?】新車購入時の慣らし運転の効果とは
2014/06/30 Mon. 09:35
慣らし運転をすることで得られる効果とは?
数年前の自動車であれば取扱説明書に記載されていることがほとんどでしたが、最近の自動車では技術が進んでおり、必要ないという意見も多く、ほとんど記載されていないようです。
そんな慣らし運転ですが、技術が進歩しているとはいえ、実際は効果があるのでしょうか?
そこで今回は、慣らし運転の効果や、実際のやり方についてまとめてみました。
自動車の使用開始直後は故障が起きる可能性が高く、その故障率は時間の経過とともに低下し、安定した状態になっていくことが知られています。
そのため、新車購入直後に負担をかけるような無理な運転を避ける事を心がける必要があり、新品の間はエンジンの回転数を抑えた運転を行う必要があるんです。
日産の公式ページによると…
と、記載されています。
他にも、一説としては…
“慣らし運転をした後であっても、無理な運転を行えば車両は傷むし、そもそも無理な運転は車両の寿命以前に運転者自身や同乗者・第三者の生命を危険にさらす行為である。運転免許を有する常識的な運転者ならば常から無理な運転はしないので、新車だからといっていつもと違う運転をする必要はない”
という意見があり、これに対しての対抗説としては…
“高性能車は車両寿命や自身や同乗者・第三者の安全を多少犠牲にしてでも性能を十分に発揮させなければ意味がない”
といった考えが挙げられています。
この他にも多々の諸説があり、一概にどちらがいいとは言えないようです。
とはいえ、最近の自動車では技術が進展しているため、必要がないと謳っていることが多いようですので、以前ほど慣らし運転の効果は感じられないかもしれません。
慣らし運転の豆知識・やり方まとめ
■ 自動車を購入したら慣らし運転!

新車の慣らし運転
新車を購入したら、行う慣らし運転。数年前の自動車であれば取扱説明書に記載されていることがほとんどでしたが、最近の自動車では技術が進んでおり、必要ないという意見も多く、ほとんど記載されていないようです。
そんな慣らし運転ですが、技術が進歩しているとはいえ、実際は効果があるのでしょうか?
そこで今回は、慣らし運転の効果や、実際のやり方についてまとめてみました。
■ そもそも、慣らし運転とは?

慣らし運転の概要
さて、慣らし運転とは、新車を購入した際、本格的に使用し始める前に、一定の距離をエンジンの回転数や速度を抑えて走ることによって、エンジン、ミッション、サスペンションなどの可動部分をよりスムーズに滑らかにしてあげる事です。自動車の使用開始直後は故障が起きる可能性が高く、その故障率は時間の経過とともに低下し、安定した状態になっていくことが知られています。
そのため、新車購入直後に負担をかけるような無理な運転を避ける事を心がける必要があり、新品の間はエンジンの回転数を抑えた運転を行う必要があるんです。
どんな効果があるの?
慣らし運転には以下のようにさまざまな効果が期待できます。- オイルをエンジンやトランスミッションの細部にまで行き渡らせる。
必要時に不要なストレスがかからないようにします。 - アタリをつける
車の摺動部分(エンジンでいうとピストンやシリンダーなど)にアタリをつけることで、ストレス無く回転するようになり、燃費なども変わってきます。 - 癖をつけない
エンジンの回転数が低くいままや、ローギアしか使わなかったり、逆にハイギヤしか使わなかったりしていると、そのとき使用している部位にのみアタリが付いてしまいます。変なクセが付いてしまわないために慣らし運転で様々な走りをします。
■ 慣らし運転は賛否両論ある?

メーカーによっては…
慣らし運転が必要であるか不要であるかはメーカーによってことなり、トヨタや三菱は必要ないとしています。日産の公式ページによると…
走行距離が1,600kmに達するまでは、エンジン性能を最大限に引き出し、お車の信頼性と経済性が実現されるよう、次の推奨事項に従ってください。推奨事項に従わないと、エンジン寿命が短くなり、エンジン性能が低下する恐れがあります。
・エンジンの回転数を4,000rpm以上に上げない。
・アクセルを完全に踏み込んで走行しない。
・急発進は避ける。
・可能な限り急ブレーキは避ける。
と、記載されています。
他にも、一説としては…
“慣らし運転をした後であっても、無理な運転を行えば車両は傷むし、そもそも無理な運転は車両の寿命以前に運転者自身や同乗者・第三者の生命を危険にさらす行為である。運転免許を有する常識的な運転者ならば常から無理な運転はしないので、新車だからといっていつもと違う運転をする必要はない”
という意見があり、これに対しての対抗説としては…
“高性能車は車両寿命や自身や同乗者・第三者の安全を多少犠牲にしてでも性能を十分に発揮させなければ意味がない”
といった考えが挙げられています。
この他にも多々の諸説があり、一概にどちらがいいとは言えないようです。
■ 慣らし運転の方法

やり方にも諸説ある
さて、様々な説がある中、効果があるとして慣らし運転を実施する場合の方法ですが、これも個人でそれぞれの仕方があり、一概には言うことができませんが、主に以下の方法が議論されています。- 低回転のみで走行して慣らす
- 一定速度で慣らす
- 回転をあげ、高回転もに特化したアタリにする
- 加速や減速に対するアタリをつけるため、加減速を混ぜて慣らす
とはいえ、最近の自動車では技術が進展しているため、必要がないと謳っていることが多いようですので、以前ほど慣らし運転の効果は感じられないかもしれません。
- 豆知識の関連記事
-
- 軽トラのボディに貼られたシール・ステッカーを剥がす方法 (2014/07/23)
- 軽トラックのハンドルロックを解除する方法 (2014/07/16)
- 車上荒らし被害に遭わないための防犯対策 (2014/07/04)
- 【整備不良・不正改造】規定や罰則はどうなってるの? (2014/07/02)
- 【必要なの?】新車購入時の慣らし運転の効果とは « «
- 駐車場で事故を起こした際の対処方法 (2014/06/25)
- 【申請の手順】軽トレーラーの登録方法 (2014/06/23)
- 高速道路で軽トレーラーを牽引することは可能? (2014/06/20)
- 軽トラの荷台にペットや家畜を乗せても大丈夫? (2014/06/18)
category: 豆知識
thread: 自動車全般 - janre: 車・バイク
tag: 慣らし運転 新車 効果 やり方コメント
トラックバック
| h o m e |