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【どっちがいいの?】ATとMTの特徴から考える車の選び方 

軽トラックのATとMTはどちらを購入した方がいいの?
ATとMTの特徴や違いについてまとめてみました。

 ■ 購入する前に悩みがちなATとMT
1つのモデルに2つの選択肢
 軽トラックを購入する時は、メーカーや車種にこだわるのは当然ですが、ATとMTどちらを選ぶかも重要な選択です。

 とはいえ、ATとMTが何なのか良く知らない人にとっては、どちらが良いのかなんて全然わかりません。

 なので、今回は「それぞれの構造のメリットとデメリット」と「自分に合ったタイプの選び方」についてまとめてみました。
ATとMTの構造って何が違うの?
 そもそも、このATとMTの違いはトランスミッション(変速機)にあります。

 これは、エンジンの出力を効率よく各車輪に伝えるためのもので、手動のMT(マニュアルトランスミッション)と自動のAT(オートマチックトランスミッション)の2種類があります。

 一言で説明すると、自転車のギアチェンジを手動でやるか自動でやるか、みたいなものだと思っていただければ結構です。簡単ですね。

変速機

 では、それぞれの特徴には何があるんでしょうか。確認していきましょう。
 ■ ATとMTの特徴を比較
加速の力強さが違う!
 そもそも、MTとATは力の伝達方式が違います。
 MTはエンジンとタイヤのクラッチ板がつながっているため、エンジンの回転数を上げれば、その力が直接タイヤに伝わります。

 一方、ATはエンジンとタイヤの間にオイルを介しているため、エンジンの回転数を上げても力が働くのが少し遅れます。さらに、ATは力の上がり方も自動的に制御されて柔らかになるため、MTのほうが力強さを最大に発揮することができます。
エンジンブレーキの効きが違う!
 また、エンジンブレーキの効きも大きく異なります。
 MTはよく効きますが、ATはあまり効きません

 少し難しい話になりますが、そもそもエンジンブレーキは「エンジンの回転数・タイヤの回転数・ギア比」の関係で起こります。
 タイヤの回転よりエンジンの回転が上回るとエンジンの重量や摩擦抵抗が抵抗力になって、タイヤの回転数を落とそうとするためブレーキがかかる、という仕組みです。

 そのため、エンジンとタイヤのクラッチ板が直接つながっているMTは、エンジンブレーキが良く効きます。
 一方、ATはエンジンの抵抗力が直接的にタイヤに働かないので、エンジンブレーキがあまり効かないんです。
走行時のスムーズさが違う!
 MTは、走行時にギアチェンジが必須で操作が複雑です。

 エンジンとタイヤはクラッチ板で直接つながっているので、アクセルの踏み方や戻し方が雑だと、それはそのまま揺れとなって伝わってきます。
 発進する際の半クラ、シフトチェンジの際のクラッチミートの時などは、特にです。

 一方、ATはオイルを介しているぶん衝撃が緩和されるので、、アクセルの踏み方や戻し方が雑であっても車内に揺れは発生しません。
 ■ 結局どっちがいいの?
ATとMTどっちを選ぶかは使い方次第!
 いかがでしたか?

 走りに関してはMTの方が優れていますが、運転や操作が簡単なのはATと、どちらにもメリットとデメリットがあるので選択は悩みどころです。

 簡単な基準を挙げるとするなら…

 使用用途で選ぶ

  • 悪路や坂道、段差の多いような箇所で多く使用する場合はMT
  • 一般的な道で多く使用する場合はAT

 運転操作の好みで選ぶ

  • 運転している感がある、シフトチェンジをするのが楽しいというならMT
  • 運転が苦手でエンストしてしまう、シフトチェンジをするのがめんどくさいという場合はAT

といった感じでしょうか。より自分の運転に合ったタイプを選択してみてください。
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tag: 軽トラック  AT  MT  違い  選び方 
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