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【事故しても大丈夫?】軽トラの衝突安全性・耐久性について 

軽トラックの衝突安全性・耐久性ってどうなの?
衝突事故を起こした場合に軽トラは安全なのか


 ■ 軽トラの安全性について
どういう自動車の安全性が高いのか
 「交通事故は2人の愚者が出会うと起こる」と、交通事故に関しては自分さえ気をつけていれば避ける事ができると言われますが、いくら気をつけていても避けられない事故が起こることも事実です。

 近年の自動車にはエアバッグやABSといった安全対策が標準的に装備されるようになりましたが、それでも自動車自身の堅牢さがなければ衝突事故の不安が残ります。
 軽トラにおいては一体どれほどの安全性や耐久性があるのでしょうか。

自動車衝突実験
 自動車事故対策機構では市販車の安全性評価実験を行なっています。

 こちらでは自動車アセスメントとして、市販されている自動車の衝突実験をいくつかの項目ごとに評価、結果を公表しています。
 実験の結果は数値化されているので、安全性や耐久性を比較するには持って来いだと思っていたのですが、残念ながらトラックはこちらでは実験してなさそうでした。


 ■ 軽トラの衝突安全性について考えてみる
軽トラの構造による安全性の違い
 軽トラというか、自動車の構造の問題なんですが、前輪がシートの真下に乗っているフルキャブと車体の前方に配置されているセミキャブに大きく分けられます。

 こちらのオフセット衝突の動画を見てみましょう。





もし事故を起こすとしてセミキャブ車とフルキャブ車のどちらに乗っていたいでしょうか。
 私はセミキャブの方がいいですね。

そもそも軽自動車の規格では耐久性は高くできない?
 先ほど軽バンのオフセット衝突の動画を紹介しましたが、他の軽自動車の衝突実験も見てみましょう。



フルキャブ車のようなゾッとする感じではありませんが、やっぱり心もとないですね・・・。
軽自動車という時点で、十分な安全性・耐久性は確保できないんでしょうか。


 ■ 軽トラの安全性・耐久性の基準
フルラップ前面衝突試験で50km/hが基準
 日本国内では前面フルラップ衝突試験で50km/hをクリアできるかが基準になっているそうです。

 前面フルラップ衝突試験では、車体にかかった衝撃が逃げにくく、搭乗者に対してどれほどのダメージがあるのかどうかを見ることができます。
 50km/hという基準については、反対側からも同車種が50km/hで走ってくることを想定しており、単独事故ではなくいわゆる正面衝突時の安全性を測っています。
まあ、どの衝突実験の映像を見ても無事ではいられないと感じますが・・・。

クラッシャブルゾーンが狭い軽自動車は安全性・耐久性で不利
 車体の堅牢さと安全性は別物です。
 衝突時に潰れる車を見ると大丈夫なのかと心配になってしまいますが、実は自動車の設計ではあえて潰れるように作っている部分があります。
 クラッシャブルゾーンといわれる空間は、衝突時に潰れることでエネルギーを吸収して搭乗者へのダメージを軽減することを目的として設けられています。

 軽自動車は基準に収めるためにこのクラッシャブルゾーンを狭くせざるを得ません。
 安全性・耐久性は軽自動車に乗る以上は多少諦めなければいけなさそうです。

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tag: 軽トラ  事故  衝突  耐久性  安全性 
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【中古・新車】軽トラックの走行距離(寿命)ってどのくらいが限界なの? 

軽トラックは限界で何万kmくらいまで走れるものなの?
中古車選びのポイントに…軽トラの走行限界とは


 ■ 走行距離の限度
軽トラックが壊れる限界
 軽トラックといえば、何十年でも何十万キロでも走れる丈夫で長持ちな自動車というイメージがありますが、いつか故障して廃車にしなくてはならない日がいつかやってくるのも現実。

 …となると新車選びでも中古車選びでも気になってしまうのはやはり"大体どのくらいまで走れるのか?"ですよね。
 「普通乗用車は10年10万キロ」「トラックは100万キロでも余裕」なんていう定説もありますが、軽トラックの場合はその辺のところどうなんでしょうか?


 ■ 軽トラックの寿命を左右するのは…
変化する寿命
 30万キロ以上は走ると言われている軽トラですが、人間の寿命が人それぞれ違うように軽トラックも生産された時点で個体差があって運が悪いと5万キロくらいでタイミングベルトが切れてしまうこともあります。

 それはさすがに防ぎようがないですが、軽トラックの寿命は基本的に「どういう使い方をするのか」によってかなり変わってくるので、知ってて損はない主なポイントをピックアップしてみました。
 中古軽トラ選びの参考などにもどうぞ。

その1:仕事用?自家用?
 それでも中身は金属の機械なので長い間使わなければすぐにガタが来て走れなくなってしまいます。

 つまり仕事用で定期的に使うのか、自家用でたまに使う程度か、というのは意外と重要なポイントで前者であれば過走行気味でもキチンと整備されることが多いので故障のリスクは少ないというわけです。

その2:どこで何を運ぶのか
 というのも大事で、これは例えば

  • 水産系 → 水による荷台のサビや穴あきなど
  • 農業系 → 田んぼの泥による駆動系のダメージなど
  • 降雪地 → 融雪剤による車体へのダメージなど

といったことが考えられるからです。
 逆に短距離の定期配送などに使う軽トラなんかは限りなくベストに近い状態がキープできることが多いみたいですね。


 ■ 壊れにくい軽トラ
サンバーはさらに丈夫で長持ち?
 サンバーといえば赤帽運送御用達の軽トラとして知られていますが、やはり大きな会社の輸送手段として正式に採用されるだけあって「サンバーは壊れにくい」というイメージが強いですね。

 もちろん、オーナーによる口コミや評判などによるものなので具体的に数字が出ているわけではないのですが、そういったサンバー派が多いのも事実です。

ちなみに…
 ちなみに、スバル・サンバーは残念ながら2012年3月を境に生産が終了されていて、現行サンバーはハイゼットのOEM(要するにサンバーでも中身はダイハツ・ハイゼット)となっているので中古の場合は同じサンバーでも年式を良く確認するようにしましょう。

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tag: 中古  軽トラック  走行距離  限界 
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【気になるQ&A】人(乗員)って最大積載量に含むの? 

軽トラックの最大積載量は乗車定員で変わったりするの?
軽トラック、乗車定員と最大積載量の関係は?


 ■ 軽トラックの最大積載量
最大積載量の変化について
 軽トラックの最大積載量については

○軽トラックの最大積載量について
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-160.html

○軽ダンプトラックの最大積載量制限は何kgまで?
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-201.html

と、いろいろなパターン別に何度か説明してきたことがありますが乗車定員によっても違ってくるんじゃないかと気になっている人もいるみたいですね。

 確かに普通に考えたら体重50kgの人が乗るときと体重100kgの人が乗るときではルールが違ってきそうな気もしますね。
 ということで乗車定員が増えた時に最大積載量は変わってきたりするものなのか調べてみました。


 ■ やっぱり変わらない積載量
どんな時でも350kg
 結論から言うと、乗車定員が変化しても軽トラックの積載量350kgが変化することはありません。

 これは実は最大積載量というものが元々乗員の体重を考慮した上で設定されているものだからで、たとえ限界まで乗り込んだとしても軽トラにとってそれは想定の範囲内なんです。
 ちなみに左の画像が薪での350kgで乗員1人あたりの体重は

  • 大人1人あたり … 55kg

 として計算されています。

体重350kgの人でも?
 とすると、中には「じゃあ乗員がみんな相撲取りでも350kg積載できるの?」と不公平に思うモデル級の体型の方もいるかもしれませんが、ルール的には車両総重量というものが

  • (車両総重量)
    =(車両重量)+(乗車定員)×55kg+(最大積載量)

という形で決められているので、乗車定員によって最大積載量が変化するとなると式が成り立たなくなってしまいます。
 人間と貨物というものは別々のものとして扱われているので人によって不公平といえば…不公平かもしれませんね。


 ■ 実は最大積載量が変化するケースも…?
例外
 ということで軽トラックの最大積載量はどんなときでも350kgで変わらないわけですが、ほんの一部の車両では実は例外パターンもあるんです。

ライトバン
 その例外というのは左の画像のようなライトバンと呼ばれるタイプの自動車のことで、軽トラックではないのですがおそらく乗車定員によって最大積載量が変化する唯一の車両なのではないかと思われます。

 現にライトバンの現行車種として発売されている

  • プロボックス(トヨタ)
  • サクシード(トヨタ)
  • ADエキスパート(日産)
  • AD(日産)
  • ファミリアバン(マツダ)
  • ランサーカーゴ(三菱)

についてメーカーが公表する諸元表などを見てみると、最大積載量が複数パターン記述されているのがわかります。

 まあ軽トラックと直接関係のある話ではありませんが、豆知識程度に知っておいても損はないかも?

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