トルクコンバーターとは?仕組みやCVTなど
2017/01/10 Tue. 16:34
AT車の変速機、トルクコンバーターとは
このトルクコンバーターはよく耳にしますが、仕組みがどうなっているのか気になりますよね。
また、トルクコンバーターと併用されるCVTとは、一体何でしょうか?
そこで今回は、トルクコンバーターの仕組みやCVTについてまとめてみました。
このトルクコンバーターにオイルを流すと、エンジンの動力を伝えることができます。
また、トルクコンバーターはMT車のクラッチとミッションの働きの一部を同時に行っています。
では、このトルクコンバーターの仕組みはどうなっているのでしょうか?
次の項目で確認して行きましょう。
この3つのパーツの働きは、タービンはオイルを通じて動力をトランスミッションに伝えて、ステータはエンジン回転が早くなると回転して、トルクを増幅させることが出来ます。
また、ポンプはエンジン動力を受けて常に回転しており、車のアイドリング時はタービンも低回転を行ないます。
これにより、動力がトランスミッションに伝わり車輪が回転するAT車特有の現象である、クリープ現象が発生します。
では、トルクコンバーターとも組み合わせて使われるCVTとは何でしょうか?
このCVTはトルクコンバーターとも組み合わせて使用されています。
また、CVTの構造は2つのプーリー(滑車)にベルトを通し、プーリーの径を変化させる事により、連続的な変速を可能にしています。
このため、ギアを使った車のような変速ショックがなく、スムーズな加速を行え、回転効率も良いために燃費も良いといった利点があります。
しかし、油圧ポンプを常に動かす必要があるため、エンジンのパワーを失ってしまうという欠点があり、専用のオイルも必要であるといった欠点もあります。
以上のような仕組みやCVTについて知れば、車の内部構造についてより詳しくなれるのではないでしょうか?
トルクコンバーターの特徴や仕組み
■ トルクコンバーターの機能って?

AT車に欠かせない
現在、ほとんどのAT車に採用されているトルクコンバーター(トルコン)。このトルクコンバーターはよく耳にしますが、仕組みがどうなっているのか気になりますよね。
また、トルクコンバーターと併用されるCVTとは、一体何でしょうか?
そこで今回は、トルクコンバーターの仕組みやCVTについてまとめてみました。
■ そもそもトルクコンバーターとは?

AT車の変速機
さて、トルクコンバーターとはAT車に搭載される変速機であり、トルコンとも呼ばれています。このトルクコンバーターにオイルを流すと、エンジンの動力を伝えることができます。
- AT車に搭載される変速機
- トルコンとも呼ばれる
- オイルを流すと、エンジン動力を伝える
- 安定したらチョークを全て戻す
また、トルクコンバーターはMT車のクラッチとミッションの働きの一部を同時に行っています。
では、このトルクコンバーターの仕組みはどうなっているのでしょうか?
次の項目で確認して行きましょう。
■ トルクコンバーターの仕組みは

主に3つのパーツに分かれる
さて、トルクコンバーターの内部は、主にタービン、ステータ、ポンプに分かれています。- タービン
- ステータ
- ポンプ
この3つのパーツの働きは、タービンはオイルを通じて動力をトランスミッションに伝えて、ステータはエンジン回転が早くなると回転して、トルクを増幅させることが出来ます。
また、ポンプはエンジン動力を受けて常に回転しており、車のアイドリング時はタービンも低回転を行ないます。
これにより、動力がトランスミッションに伝わり車輪が回転するAT車特有の現象である、クリープ現象が発生します。
- ポンプは常に回転
- タービンも低回転
- クリープ現象が発生
では、トルクコンバーターとも組み合わせて使われるCVTとは何でしょうか?
■ CVTとは

ギアを使わず変速できる
さて、CVTとは無断階変速機のことを指し、ギアを使わずに変速することができるトランスミッションです。このCVTはトルクコンバーターとも組み合わせて使用されています。
- 無断階変速機
- ギアを使わずに変速可
- トルクコンバーターとも併用
また、CVTの構造は2つのプーリー(滑車)にベルトを通し、プーリーの径を変化させる事により、連続的な変速を可能にしています。
このため、ギアを使った車のような変速ショックがなく、スムーズな加速を行え、回転効率も良いために燃費も良いといった利点があります。
- 変速ショックが無い
- 加速がスムーズ
- 燃費も良い
しかし、油圧ポンプを常に動かす必要があるため、エンジンのパワーを失ってしまうという欠点があり、専用のオイルも必要であるといった欠点もあります。
- エンジンパワーを失う
- 専用のオイルが必要
以上のような仕組みやCVTについて知れば、車の内部構造についてより詳しくなれるのではないでしょうか?