【トラクターや耕うん機など】農業機械の種類・一覧
2015/07/03 Fri. 13:11
農業機械ってどんな種類があるの?
田んぼを耕している方であれば、田植機や代かき機、ハーベスターなどの農機を使うことが多いでしょうし、野菜などを栽培している方は、野菜を市場まで運ぶ軽トラックを始め、うね立機、穴掘機、バックホーなども使うこともあると思います。
そこで今回は、農業機械の種類や一覧についてまとめてみました。
まずは、農業機械を機能毎に分類してみます。
これでも一部ですが、多くの農業機械があることがわかります。また、各用途に合わせ、改良されたものが多いのが特徴ではないでしょうか。
次に、作物の種類による分類です。
トラクターのアタッチメントを変えた農業機械が多いのが分かるのではないでしょうか。
では、最後に機械の形態による分類です。
また、後継者不足で、放置される田んぼや畑が増えているようです。
農業のイメージとしては、朝早くからの作業に肉体労働…。ちょっとつらい印象がありますよね。
しかし、先ほどの農業機会が登場したことで、昔と比べると大分作業時間は減っています。
このようにほとんどの項目で70%ほど削減できています。また、除草や脱穀に関しては、90%も削減されています。
反対に、管理の項目では43%削減と、あまり削減できていないことがわかります。
これらの作業時間を短縮することで、後継者不足、農業関係者の高齢化が改善され、より農業が発展することに繋がるのではないでしょうか?
例えば、38馬力で4条刈りのコンバインだと550万円から600万円。100馬力で6条刈りのものだと950万円から1300万円もします。
そのため、購入している農家の方よりもレンタルをしている方の方が多いのではないでしょうか。
一年のうち収穫時期の1週間ぐらいしか使用しないことが多いため、レンタルが活用されています。
○コンバインのレンタル料金の相場はいくら?
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-452.html
また、自分で保有しているという方は、長く大事に使うためにもこれらの点に注意をしましょう。
○【長持ちさせる秘訣!】コンバインの点検・整備項目
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-406.html
トラクターや耕うん機、コンバインなどなど…
■ 農業で使う農業機械の種類・一覧

農業機械といえば…
農業で使う機械といえば、軽トラックやトラクター、コンバインなど様々な乗り物がありますが、その全てを知っている方も少ないのではないでしょうか。田んぼを耕している方であれば、田植機や代かき機、ハーベスターなどの農機を使うことが多いでしょうし、野菜などを栽培している方は、野菜を市場まで運ぶ軽トラックを始め、うね立機、穴掘機、バックホーなども使うこともあると思います。
そこで今回は、農業機械の種類や一覧についてまとめてみました。
■ 作業の種類による分類

農業機械一覧
では、一般的に使われることの多い農業機械はどのようなものがあるのでしょうか。まずは、農業機械を機能毎に分類してみます。
●機能による分類
- 汎用的な農業機械
・トラクター - 耕耘・整地
・プラウ
・代かき機
・鎮圧機
・うね立機
・みぞ切り機 - 耕土・造成・改良
・心土破砕機
・暗渠穿孔機
・穴掘機
・バックホー - 施肥
・たい肥散布機
・石灰散布機
・点播機 - 播種・移植
・田植機
・野菜移植機
・トランスプランタ - 防除・管理
・ミスト機
・散粒機
・煙霧機 - 収穫
・バインダー
・コンバイン
・野菜収穫機
・ヘイベーラー
・ロールベーラー
・脱穀機
・ホップ摘花機
・摘採機 - 収穫物の乾燥と調製
・乾燥機
・精米機
・牧草乾燥機
・ヘーベーラ
・飼料配合機 - 家畜の管理
・給水機
・温水機
・畜舎清掃機
・保温機
・洗卵選別機
これでも一部ですが、多くの農業機械があることがわかります。また、各用途に合わせ、改良されたものが多いのが特徴ではないでしょうか。
次に、作物の種類による分類です。
●作物の種類による分類
- 汎用的な農業機械
・トラクター
・耕耘機 - 水田稲作
・代かき機
・田植機
・バインダー
・ハーベスター
・コンバイン
・乾燥機
・籾すり機 - 蔬菜園芸(畑作)
・播種機
・野菜移植機
・野菜収穫機
・ポテトハーベスター
・てんさいハーベスター
・キャロットハーベスター - 酪農畜産
・マニュアスプレッダー
・ヘイベーラー
・ロールベーラー
トラクターのアタッチメントを変えた農業機械が多いのが分かるのではないでしょうか。
では、最後に機械の形態による分類です。
●機械の形態による分類
- 乗用型機械
・乗用型トラクター
・乗用型田植機
・乗用型コンバイン - 歩行型機械
・歩行型トラクター
・歩行型管理機 - 定置機械
・穀物乾燥機
・籾すり機
・農用裁断機 - 携帯式機械
・刈払機
・動力摘採機
・ヘッジトリマー
・背負式動力噴霧機
・背負式動力散粉機
・チェーンソー - 遠隔操作機械
・無線操縦式ヘリコプター
・無線操縦式草刈り機 - 航空機
・農業機
■ 農業機械の活躍

農作業の機械化と労働時間
現在、日本では、農業従事者は約200万人で、その平均年齢は66歳だと言われています。また、後継者不足で、放置される田んぼや畑が増えているようです。
農業のイメージとしては、朝早くからの作業に肉体労働…。ちょっとつらい印象がありますよね。
しかし、先ほどの農業機会が登場したことで、昔と比べると大分作業時間は減っています。
●昭和45年
- 育苗… 7.4(時間/10a)
- 整地…11.4(時間/10a)
- 田植…23.2(時間/10a)
- 除草…13.0(時間/10a)
- 管理…10.8(時間/10a)
- 脱穀…35.5(時間/10a)
- ほか…16.5(時間/10a)
●平成23年
- 育苗…3.2(時間/10a)
- 整地…3.5(時間/10a)
- 田植…3.3(時間/10a)
- 除草…1.3(時間/10a)
- 管理…6.2(時間/10a)
- 脱穀…3.5(時間/10a)
- ほか…3.8(時間/10a)
このようにほとんどの項目で70%ほど削減できています。また、除草や脱穀に関しては、90%も削減されています。
反対に、管理の項目では43%削減と、あまり削減できていないことがわかります。
これらの作業時間を短縮することで、後継者不足、農業関係者の高齢化が改善され、より農業が発展することに繋がるのではないでしょうか?

■ 意外と高級な農業機械

1000万円を超える農業機械も
稲作でよく使われるコンバインですが、実は、結構いいお値段をするんです。例えば、38馬力で4条刈りのコンバインだと550万円から600万円。100馬力で6条刈りのものだと950万円から1300万円もします。
そのため、購入している農家の方よりもレンタルをしている方の方が多いのではないでしょうか。
一年のうち収穫時期の1週間ぐらいしか使用しないことが多いため、レンタルが活用されています。
○コンバインのレンタル料金の相場はいくら?
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-452.html
また、自分で保有しているという方は、長く大事に使うためにもこれらの点に注意をしましょう。
○【長持ちさせる秘訣!】コンバインの点検・整備項目
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-406.html
- 性能・機能・構造の関連記事
-
- 【調整・清掃】キャブレターの構造とは (2016/01/04)
- 【違いや比較】インチアップとリフトアップのメリットやデメリット (2015/10/21)
- 【車の形状】1box・2box・3boxの特徴とは? (2015/07/31)
- 【特徴・比較】バンとワゴンの違いってなに? (2015/07/29)
- 【トラクターや耕うん機など】農業機械の種類・一覧 « «
- 【メリット・デメリット】ディスクブレーキとドラムブレーキの特徴や違いは? (2015/05/11)
- 【スタッドレスじゃダメ?】タイヤチェーン規制で対応しているチェーンの種類 (2015/04/29)
- 幌・ソフトトップの生地の種類や特徴 (2015/04/06)
- 【2014年にフルモデルチェンジ】スバル・サンバーのスペックとは? (2015/03/30)
category: 性能・機能・構造
thread: 自動車全般 - janre: 車・バイク
tag: 農機 農業機械 一覧 種類| h o m e |