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【点検・交換】イグニッションコイルの寿命とは? 

イグニッションコイルの寿命は?
イグニッションコイルの点検や交換について

 ■ イグニッションコイルの寿命
イグニッションコイルの場所
突然、エンジンに点火不良が
 ある日突然、運転中にエンジン点火不良の警告灯が出たことはありませんか?

 実はこの状態は、イグニッションコイルの交換が必要になる事が考えられます。

 そこで今回は、イグニッションコイルの寿命や交換についてまとめました。
 ■ イグニッションコイルとは?
取り外されたイグニッションコイル
仕組み・構造
 さて、そもそもイグニッションコイルとはどんなパーツかと言うと、エンジン内で点火プラグに放電するため、高電圧を作り出す変圧器を指します。

 このイグニッションコイルの内部は、巻数が少ない1次コイルと巻数が多い2次コイルに分かれていて、バッテリーから1次コイルに電流が供給されるとスイッチが開かれ、2次コイルから電圧が発生する仕組みになっています。

  • 高電圧を作り出す変圧器
  • 1次と2次コイルに分かれる
  • 2次コイルから電圧が発生

 また、イグニッションコイルの寿命は、走行距離10万キロから30万キロ程度と言われていて、年間走行距離を1万キロとすると、およそ10年程度で寿命が訪れる計算になります。

  • 10万キロ~30万キロ程度
  • 5年~10年

 実際には、もっと走っている方が多いので、早めに交換する必要があります。
 ■ イグニッションコイルの点検方法は
イグニッションコイルとテスター
コイルの抵抗値などを測る
 さて、イグニッションコイルが正常かどうか確認するための、点検方法は何があるのでしょうか?

 イグニッションコイルの点検方法は、市販されているテスター(アナライザー)を使用して、1次コイル、2次コイルの点検、電圧測定、絶縁抵抗の点検、レジスター点検を行ないます。

  • コイルの点検
  • 電圧測定
  • 絶縁抵抗の点検
  • レジスター点検

 この計測時に1次コイルは1~2Ω、2次コイルは6~15Ωの間だと正常値になり、さらに電圧は12V、絶縁抵抗は針が振り切らない状態、レジスターは1~2Ωだと正常値になります。

  • 1次コイルは1~2Ω
  • 2次コイルは6~15Ω
  • 電圧は12V
  • 絶縁抵抗は針が振り切らない
  • レジスターは1~2Ω
 ■ イグニッションコイルの交換費用は?
イグニッションコイルの修理
車両によって異なる
 では、イグニッションコイルの交換が必要な場合の交換費用とは、一体どれくらいになるのでしょうか?

  • 工費込みで3万円から6万円程度

 イグニッションコイルを交換する際の修理費用は、車両によって金額が異なりますが、工費込みで3万円から6万円程度になります。

 また、イグニッションコイルの交換費用は1個1万円程度で、1個不良が出た場合は他のコイルも不良が考えられるので、全てのコイルを交換した方が良いでしょう。

  • 1個1万円程度

 もしも交換・修理を行わないと、エンジンに支障をきたしてしまうので、寿命の目安となる距離や年数を過ぎていたら、早めに交換しましょう。
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