軽トラック情報館｜大阪事業所

　歩行者や運転手に対して交通安全の指導や誘導を行う交通指導員。

　この交通指導員の権限や資格は、どうなっているのでしょうか？

　そこで今回は、交通指導員の役割や権限などについてまとめてみました。

　さて、交通指導員とはどういった活動を行うのでしょうか？

　交通指導員は、交通安全の指導を行う職員のことを指しています。

　この交通指導員の活動は、主に学校や保育所などの通学時の安全確保をするために指導や誘導を行います。


　また、交通指導員は右肩にワッペンをつける必要があり、安協の文字が入ったロゴを装着します。


　さらに、各都道府県や市区町村ごとに、交通指導員の任期や制服が異なります。

　では、交通指導員の権限はどうなっているのでしょうか？

　この交通指導員は特別職地方公務員が多くなっていますが、臨時職員として一般の募集も行っています。


　また、警察官とは異なるため、歩行者や運転手に指導や誘導を強制する権限がありません。


　さらに、交通指導員には各都道府県や市区町村ごとに、以下のような規定が設けられています。


　この任務とは安全活動の内容のことを指していて、勤務日誌は指導した日付や対象者、内容などを記入する記録簿のことです。

　また、勤務心得は任務の際の注意点やルールであり、これに従って活動を行います。

　さらに、交通指導員証は勤務を行う際に携帯が義務付けられている証明証となります。

　ここまでは交通指導員の権限について説明してきましたが、次の項目では必要な資格などについて触れていきます。

　さて、交通指導員の資格は、何が必要なのでしょうか？

　この交通指導員は資格が必要無く、短期の研修を受けることで職務に就くことができます。


　また、交通指導員は年齢の幅が広く、60歳以上の高齢の人が多くなっています。

　このため、交通指導員の数は都内だけでも約2000人以上が活躍しています。


　ちなみに、交通指導員を40年間勤めて職務を全うしたことにより、警察局から表彰された例もあります。

　上記の権限や資格などについて覚えておけば、交通指導員の知識などが深まったのではないでしょうか？