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【長持ちさせる秘訣!】コンバインの点検・整備項目 

コンバインのセルフ・メンテナンスの方法
コンバインの点検項目について

 ■ コンバインを長持ちさせるには?
コンバイン
コンバインの故障を防ぐには
 稲作には欠かせない稲刈り農機コンバイン。

 年に数回使用するだけだからこそ、点検やメンテナンスを怠りがちになってしまいます。

 決して安いものではありませんので、長く使えなくなってしまわないように点検をおこなうようにしましょう。

 今回は、そんなコンバインの点検項目についてまとめてみました。
 ■ コンバインの点検項目・方法
コンバイン エンジン
エンジン部
●エンジンオイル
オイルゲージを抜き取り、上限と下限の間にオイルがあるか確認してください。最初の交換は50時間、2回目以降は100時間ごとの交換が目安です。

●オイルフィルタ
アワメーターで使用期間を確認してください。交換の目安は最初は50時間、2回目以降は200時間ごとの交換が目安です。

●ファンベルト
ベルトの中央部を指で押さえ、たわみ量が5mm~10mm程度あるかを確認してください。また、き裂、はがれなどベルトの損傷やベルトの底とプーリの接触がないかを確認して下さい。

●ラジエーター
ほこりやわらくずが詰まってないか確認して下さい。

●ラジエーターホース
水漏れ、き裂、被覆の剥がれ、ホースバンドの緩みを確認して下さい。破損がなくても2年(200時間)を目安に交換してください。

●冷却水
リザーブタンク内の量がFULL~LOWの範囲にあるか確認して下さい。交換は2年が目安になります。

●不凍液
不凍液の有無は冷却水の色で確認できます。有効期間は2年です。

●燃料フィルタエレメント
100時間を目安にゴミを取り除いてください。交換の目安は400時間です。

●燃料パイプ
き裂、ひび割れ、漏れ、被覆の剥がれ、ホースバンドの緩みを確認して下さい。破損がなくても2年を目安に交換してください。

●エアクリーナー
エレメントの変形、目詰まりがないかを確認して下さい。清掃は50時間ごとにちりやホコリを取り除いてください。交換は300時間が目安になります。

●バッテリー
エンジンが作動するか、バッテリー液が規定量入っているか、ターミナルの緩みや腐食を確認してください。
コンバイン キャタピラ
操作・走行部
●ブレーキ・クラッチ
走行駆動ベルトは最初20時間、2回目以降は100時間ごとに点検、また、破損がなくても300時間毎に交換してください。
機体を走行させながら、パワーステアリングレバーを左右いっぱいに倒し、ブレーキが確実に効き、方向転換が可能かどうか確認して下さい。

走行クラッチペダルを踏み込んでエンジンを始動させ、アクセルレバーでエンジンを低速回転させ、変速ギアを低速に入れてクラッチペダルを離し、機体が動くか確認するとともに、もう一度クラッチペダルを踏んだ時に機体が止まるかも確認してください。

●クローラ
クローラに摩擦やひび割れがないか確認してください。

●注油・グリースの塗布と補給
注油タンク・オイルタンクの補給、各部のグリースの塗布をおこなってください。
コンバイン 刈取り
刈取部、脱穀・排わら部
●引起し爪
爪の摩擦、破損、倒れがないか確認して下さい。

●各チェーン
チェーンローラ軸受け部が摩擦、または、緩みがないか確認してください。

●刈刃
刃が摩擦、破損していないか確認してください。

●わら切刃
刃が摩擦すると、脱穀不調の原因になりますので、200時間ごとに交換するようにしてください。

●こぎ胴・受アミ部
こぎ胴受アミの目詰まり、摩擦、破損がないか確認してください。

●こぎ胴・排わら部
こぎ歯の変形・摩擦がないか確認して下さい。

●カッタ刃
カッタ刃の破損、摩擦がないか確認してください。

●各ベルト
ベルトの摩擦や破損、また、はがれがないか確認してください。
 ■ 最後に…
稲刈り 面白
まとめ
 以上がコンバインの点検項目になります。

 取り扱い方法やメンテナンス方法、各部の位置や形状、部品などは、メーカー・機種によって変わってきますので、取扱説明書を読んでからおこなうようにしてください。

 また、交換をするのが不安の方は各メーカーやJAにご相談ください。
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