【メリット・デメリット】金融車を購入した際のトラブル事例と対策
2016/08/16 Tue. 16:05
金融車のメリットとデメリット
この金融車とは、一体どのような車両の事を指すのでしょうか?
そこで今回は、金融車のメリットやデメリット、トラブル事例などについてまとめてみました。
この金融車は金融物や金融流れとも呼ばれ、所有者の承諾が得られていないため、名義変更に必要な譲渡証明書や委任状、印鑑証明などの書類が揃っていません。
このため、最近では名義変更できない車の名称としても定着しています。
また、金融車の名義はローン会社や法人名義になっていることが多く、ナンバーの変更が出来なかったり、保険に加入出来ない事があるため、購入にリスクが伴う車両と言われています。
しかし、中古市場よりも格安に車を購入できるといったメリットもあるため、金融車を好んで購入する方もいるそうです。
金融車のメリットは、中古相場よりも5、6割程度の価格で車を購入できることです。
また、主に法人が手放した車両が多いために、高級車が多く販売されていて、格安で入手することができます。
さらに、車両の登録や所得税などの費用や登録の手間がかからず、購入後すぐに乗ることができるという面もあります。
金融車は他人の名義であるため、保険に加入できない場合があったり、充分な整備が行われていない可能性があるため、安全性に疑問が残ります。
また、車の元所有者によって自動車税の課税を差止めされたら、納税証明書が発行できないために、車検が受けられない可能性があります。
さらに、車の元所有者に盗難届を出された場合は、返還しないといけないといったデメリットも挙げられます。
では、このようなトラブルを避けるための対策とは、何があるのでしょうか?
どうしても金融車を購入したい場合は、手続きなどがしっかりしている、信頼できる業者から購入しましょう。
また、金融車を購入する際は、いざという時にローン会社や車の元所有者にも連絡が取れるかどうか確認します。
さらに、金融車の購入時は、業者に契約書と領収書を発行してもらい、車の所有を正当化して、任意保険にも加入しましょう。
以上のようなメリットやデメリット、対策などを知った上で、金融車の購入を考えてみてはいかがでしょうか?
金融車のトラブル事例と対策
■ 金融車を購入したい

金融車とは?
以前から欲しかった高級車が、金融車として販売されている…。この金融車とは、一体どのような車両の事を指すのでしょうか?
そこで今回は、金融車のメリットやデメリット、トラブル事例などについてまとめてみました。
■ そもそも金融車とは?

名義変更ができない
金融車とは、ローンが返済できない債務者が担保品としてローン会社に提供した車のことを指します。この金融車は金融物や金融流れとも呼ばれ、所有者の承諾が得られていないため、名義変更に必要な譲渡証明書や委任状、印鑑証明などの書類が揃っていません。
このため、最近では名義変更できない車の名称としても定着しています。
- ローンの担保品
- 必要書類が揃っていない
- 名義変更ができない
また、金融車の名義はローン会社や法人名義になっていることが多く、ナンバーの変更が出来なかったり、保険に加入出来ない事があるため、購入にリスクが伴う車両と言われています。
しかし、中古市場よりも格安に車を購入できるといったメリットもあるため、金融車を好んで購入する方もいるそうです。
- ローン会社や法人名義
- ナンバー変更が出来ない
- 保険に加入出来ない事も
■ 金融車のメリット・デメリット

金融車の良い所
さて、金融車のメリットとは、どんな点が挙げられるでしょうか?- 相場より5、6割安い
- 高級車が多い
- すぐに乗れる
金融車のメリットは、中古相場よりも5、6割程度の価格で車を購入できることです。
また、主に法人が手放した車両が多いために、高級車が多く販売されていて、格安で入手することができます。
さらに、車両の登録や所得税などの費用や登録の手間がかからず、購入後すぐに乗ることができるという面もあります。
金融車の悪い所
では、金融車のデメリットは、何が挙げられるのでしょうか?- 保険に加入できない事も
- 安全性に疑問
- 車検に通しにくい
- 返還の可能性あり
金融車は他人の名義であるため、保険に加入できない場合があったり、充分な整備が行われていない可能性があるため、安全性に疑問が残ります。
また、車の元所有者によって自動車税の課税を差止めされたら、納税証明書が発行できないために、車検が受けられない可能性があります。
さらに、車の元所有者に盗難届を出された場合は、返還しないといけないといったデメリットも挙げられます。
■ 金融車のトラブル事例

トラブル対策
さて、上項のように購入にリスクが伴う金融車ですが、以下のようなトラブルも発生しています。- 購入後に強制抹消に遭う
金融車の前所有者がローン会社などとトラブルを起こし、車両登録の強制抹消が行われてしまう。このため無車検運行となる。
- 逮捕され、車が押収される
車が勝手に販売されていた事を知った前所有者が盗難届けを出したため、盗難車両所持のため警察に捕まり、車が押収される。車も返還することになる。
では、このようなトラブルを避けるための対策とは、何があるのでしょうか?
- 業者選びをしっかり行う
- 元所有者と連絡を取れるようにする
- 契約書と領収書を発行する
- 任意保険に加入する
どうしても金融車を購入したい場合は、手続きなどがしっかりしている、信頼できる業者から購入しましょう。
また、金融車を購入する際は、いざという時にローン会社や車の元所有者にも連絡が取れるかどうか確認します。
さらに、金融車の購入時は、業者に契約書と領収書を発行してもらい、車の所有を正当化して、任意保険にも加入しましょう。
以上のようなメリットやデメリット、対策などを知った上で、金融車の購入を考えてみてはいかがでしょうか?
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